基本ルール
Since Nov '98
勝負
手札の合計が21より小さくて21に近くなることを,ディラーと競い合うゲームです.
ディラーに勝つと,賭けた額が配当になります(つまり,$10.00かけると$20.00戻ってくる,勝ち分は$10.00).
最高の手はブラックジャック(最初に配られた2枚がAceと10相当のカードの場合)で,1.5倍の配当がもらえます.
ここで,ブラックジャック独特の数の数えかたがあります:
- Ace (1)
- 1か11と数えます.
- 2〜9
- カードの数そのままです.
- 10,Jack, Queen, King
- これらはすべて,10と数えます(絵札は全て10).10カードと呼ばれます.
例えば,次のように数えます.
- 7とJack
- 17
- Aceと7
- 8または18
- Aceと7と4
- 12 (Aceを11と数えると22となり,負けなので,12にしか数えられません)
ゲームの進行
1. 準備
- プレイヤーは賭け金を置く.
- ディラー,プレイヤーともに2枚のカードが配られる.
- このとき,ディラーの2枚のカードのうち一枚は表向きに配られます.
2. インシュランス
- ディーラの見えているカードが10カードの場合:(いくつかのカジノでは,
このチェックは行ないません)
- ディラーは,ディラーの手がブラックジャックかどうかチェックするために,伏せられたカードがAceかどうかチェックします.
- ディラーにブラックジャックが出来ていれば,
これでこのラウンドのプレイは終了です(
プレイヤー側の総負けです).
- もし,プレイヤーにもブラックジャックが出来ていれば,
引き分けです.
- ディラーの見えているカードがAceの場合:
- この場合も,ディーラは,ディラーの手がブラックジャックかどうかチェックするために,伏せられたカードが10カードかどうかチェックします.
これを行なう前に,インシュランス(保険)を賭けることが出来ます.
- 自分の手がブラックジャックの場合
- イーブンマネー
- ブラックジャックの配当1.5倍を諦らめて,
その場で通常の配当をもらう.
- イーブンマネーを取らない
- もし,ディラーがブラックジャックなら引き分け
ディラーがブラックジャックでなければ,プレイヤーはブラックジャックの配当(1.5倍)をもらえる.
- 自分の手がブラックジャック以外の場合
- インシュランス
- 「ディラーにブラックジャックが出来ている」
ことに賭けます.
この時の賭け金はプレイヤーが最初に置いた賭け金の半分までです.
- ディラーにブラックジャックが出来ていると,
この賭け金の倍がもらえます.
つまり,賭け金の半分をインシュランスベットして,
ディラーにブラックジャックが出来た場合,
元の賭け金は失いますが,
インシュランスベットの配当があるので,
差引き0となり,プレイヤーにとって,
このプレイはチャラになります.
- ディラーにブラックジャックが出来ていない場合,
インシュランスベットは負けになります.
しかし,最初に置いた賭け金はまだ勝負がついていないので,プレイを続行します.
- インシュランスをとらない
- ディラーにブラックジャックがないことを祈ります.
当然,ディラーにブラックジャックが出来ていれば,
プレイヤーは負けになります.
3. ヒット・スタンド・スプリット・ダブルダウン・サレンダー
プレイヤーは,自分の2枚カードと,ディラーの表向きのカードを比べながら次にどうするか考えます.
- ブラックジャック
- プレイヤーがブラックジャックの場合,そのまま勝ちです.
- バースト
- プレイヤーの手の合計が22以上になったら,その時点で負けです.
- ヒット
- もう1枚カードを引く.
自分の手が21に遠い場合行ないます.
これは,自分のカードがバースト(22以上になるまで)するまで続けることができます.
- スタンド
- これ以上カードを引かない.
これは,自分の手が十分に21に近い(17,18,19,20,21等)場合行ないます.
- サレンダー
- カードを引く前に(自分の手が2枚の状態で),
プレイヤーが自分から負けを宣言します.
この時には,賭け金の半分は戻ってきます.
これは,自分の手が弱く(15,16等),
ディラーの見えているカードが強い(Ace,10カード)
場合に行ないます.
- スプリット
- 自分の手がペアの場合(8と8,AceとAce)の場合,
それぞれを別の手として分割することが出来ます.
この時には,新しく二つ目の手をプレイすることになるので,
更に賭け金を置く必要があります(最初の賭け金の額まで).
- ダブルダウン
- あと一枚だけしかカードを引かない代わりに,
賭け金を倍にします.
これは,ディラーの手が弱く(バーストしやすい手,16や15など),自分の手が10や11の場合に使われます.
4. ディーラ
ここまでで,既にバーストしたプレイヤーの負けは決定しています.
手が出来た(21以下の手を持つ)プレイヤーは,ディラーの手を待ちます.
ディラーは伏せられたカードをさらします.
そして,手の合計が17になるまで無条件にヒットします.
- ディラーがバーストすれば,残っている(手が出来ている)プレイヤーの勝ち.
- ディラーの手ができれば,プレイヤーの手との勝負(21にどちらが近いか)になります(同じ数の場合は引き分け).
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Last modified: Thu May 06 03:09:20 JST 1999
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